「ちひろの生まれた家」記念館

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(生誕地・武生 ピエゾグラフ展)秋のおとずれ ~木の葉のささやき 9/11㊌~11/25㊊

いわさきちひろ 生誕地・武生 ピエゾグラフ展

秋のおとずれ ~木の葉のささやき

 

 

十一月になるとある日突然、目がさめるように庭が明かるくなる。
銀杏の葉が真黄いろになって一せいに庭に散り敷くからである。
それは雪の日の朝の感動に似た、秋の日の一ときの思いがけないよろこびである。  いわさきちひろ1971年

 

 コスモス、ススキ、吾亦紅(われもこう)、桔梗(ききょう)、野菊などの秋の花。風に舞い落ちる木の実や木の葉。ちひろは秋のモチーフを自在に構成して、彩りにあふれた秋の情景を描き出しました。リズミカルに配置した草花や木の葉の向こうに遊ぶ子どもたちや、物想いにふけるように自然のなかにたたずむ子どもの姿もとらえています。絵のなかの子どもたちは、木の葉を手に取りその色合いや形を見つめたり、枯草を摘んで部屋に飾ったりしながら、過ぎ行く季節に想いをはせていたちひろの姿にも重なるようです。

 ちひろの母・文江は種苗屋の生家に育ち、博物(理科)を学び高山に登って植物採集をし、教員時代には校庭の花壇で季節の花々を育てていました。こうした母・文江の自然を慈しむまなざしは、ちひろの感性にも受け継がれているのでしょう。本展では、ちひろの秋ならではの子どもたちを描いた作品をピエゾグラフで紹介します。

 

●「ちひろの生まれた家」記念館(本館2階)企画展示室で開催、ぜひご来館ください。

 

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